おかずにもなる具だくさんのけんちん汁。精進料理なのでもともとプラントベース料理ですね!
マクロビオティックの考え方で、大根、ごぼう、にんじんなどの根菜は金のエネルギー。身体を温めたり、心を強くしたり、集中力を高めるほか、肺や大腸の不調を和らげる効果も期待できます。油で炒めてからコトコト煮るというように、しっかりと火にかけることでも金のエネルギーを摂れます。
身体も心も温まり、食べると元気が出る料理。少し手間はかかりますが、丁寧に作ると本当においしく作れます〜^^
材料
( 4人分 / 調理時間:25分 ※下ごしらえの時間は除く)
- 大根 150g
- 長ねぎ 1/2本
- ごぼう 1/2本
- にんじん 1/3本
- 里いも 3個(約150g)
- しょうが 1片
- 木綿豆腐 1/2丁
- 油揚げ 1枚
- こんにゃく 1/2枚(110g)
- しょうゆ 大さじ1と1/2
- ごま油 小さじ2
- 塩 適宜
- 小ねぎ 少々(あれば)
<椎茸昆布だし>
- 干し椎茸 2枚
- 昆布 10cm角
- 水 1000ml
作り方
(下ごしらえ)
・【椎茸昆布だしを作る】鍋に干し椎茸、昆布、水を入れて30分以上おく。中火で10分ほど加熱し、沸騰直前で火を止める。干し椎茸、昆布を取り出し、干し椎茸はひと口大に切り、昆布は薄切りにする。
・【豆腐の水切り】木綿豆腐は重石をして30分ほどおき、水気をきる。
- 油揚げは熱湯をまわしかけて油抜きし、縦半分に切ってから1.5cm幅に切る。こんにゃくはスプーンでひと口大にちぎり、塩 小さじ1/2をもみこんで5分おき、熱湯で2〜3分ゆでてざるにあげる。
- 大根は7〜8mm幅のいちょう切りに、長ねぎは斜め切りに、ごぼうはささがきに、にんじんは5mm幅のいちょう切りにする。里いもは皮をむいてひと口大の乱切りに、しょうがは薄切りにする。
- 鍋にごま油を中火で熱し、ごぼう、しょうがを軽く炒める。香りがたったら、大根、にんじん、塩ひとつまみを加え、しんなりするまで炒める。里いもを加えて軽く炒める。
- 椎茸昆布だし、長ねぎ、油揚げ、こんにゃく、干し椎茸、昆布、塩 小さじ1/3を加えてひと煮立ちさせ、ふたをして、野菜がやわらかくなるまで弱火で10分ほど煮る。
- しょうゆを加え、味を調える。木綿豆腐を手でちぎって加え、2分ほど煮る。器に盛り、きざんだ小ねぎをちらす。
ポイント
- お好みで七味唐辛子をかけてお召し上がりください。
- 大根、にんじん、しょうがは皮つきのままでOK(皮には食物繊維などの栄養が豊富です!)。ごぼうの皮は気になるようであれば、包丁の背で軽くこそげてください。
- かぼちゃ、れんこんなどの野菜を加えてもおいしいです!
作り置きにも良いです。ぜひ作ってみてください^^
※動物性食材を使わず、植物性食材のみを使用している、プラントベースのレシピです。ヴィーガンやベジタリアンの方も、一緒にお召し上がりいただけます^^
※動物性の食材やうまみ調味料などを使用しない料理では、おいしく作る上で食材や調味料選びがとても重要です。できる限り、自然食品店などで新鮮で良質なものを入手されることをおすすめします!